【1年】 001

 

「良いですね、1年だけですよ」

と、その女神様は言った。
「わかりました。ありがとうございます」
答えると女神様は優しく微笑んだ。
すぐにまぶしい光が周囲を照らし、僕はたまらず目を閉じた。

目を開けると狭い部屋の中に居た。
どうやらアパートの1室のようだ、
1DKというやつだろう。
女神様が「もろもろサポート付きですよ」
と、ちょっとドヤ顔で言ってたことを思い出した、