【幸せな日々】 002

再会してから何か月か経ったある日、珠美ちゃんが、珠美ちゃんの友達から僕宛の手紙をあずかってきた。

手紙といってもノートのきれはしで、折り紙のように起用に折りたたんであるだけのもの。
こっそり読んだとしても元の通りに折れば、バレることは100%ないだろう。
でも、珠美ちゃんがそんなことするはずがないことは僕はもちろんわかっていた。